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甲子園球場


【関西地方 その9】
  
 甲子園の名の由来

 甲子園球場が完成したのは、大正13年8月1日です。この年は、奇しくも、十干、十二支のそれぞれ最初の「甲(きのえ)」と「子(ね)」が60年ぶりに出合う年でした。縁起のよいこの年にちなんで、この付近一帯を「甲子園」と、また野球場を「甲子園球場(当時は大運動場)」と名付けました。
 甲子園球場が完成したのは、大正13年8月1日です。球場建設で最も神経を使ったのがグラウンドの土でした。阪神間はもともと白砂青松の地で、土も白っぽく、ボールが見にくい状態でした。そのため、黒土を合わせようということになり、試行錯誤の結果、淡路島の土をとりよせ、粘り具合を確認しました。当時の担当者はグラウンドを走ったり、すべりこんだりして土の硬さや色目を実験しました。この熱意は今も受け継がれ、黒土と白砂のブレンドは常に変遷を経ています。現在は、国内の黒土と中国福建省の白砂をブレンドしています。
 なお、季節の雨量と陽射しを考慮して春には砂を多く、夏には黒土を多くし、良いプレーができるよう、グランドキーパーが配慮しています。


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