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月の右下に火星が小さく見えます



デジタルカメラで撮影した火星


 平成15年8月27日午後11時ごろ、南東方向にうす赤く輝く火星を発見しました。
 火星は、地球の外側をまわっているお隣の惑星ですが、地球はほぼ365日で太陽のまわりを一周するのに対し、火星はゆっくりとその1.88倍ほどかけて一周します。そのため軌道上で地球が火星に追いついてお互い並んで走ると、次の機会は780日ほど、つまり2年2ヶ月ほど経たないと起こりません。つまり、火星が地球に接近するのは2年2ヶ月ごとです。
 大接近は15年ないし17年ごとですが、なかなか同じような接近はありません。「大接近」でも違いがあります。20世紀に起こった最大の「大接近」は1924年でした。
こうした珍しい大接近は79年ごとに起こることが計算で出てきます。1924年+79年=2003年で、2003年は最大の大接近になるのです。それどころかもっと詳しい計算によると1924年の大接近よりも近づき、実は紀元後最大の最接近となったのです。しかも、今後数百年は、これを超える大接近はありません。ですから2003年の大接近は世紀的というより「火星ミレニアム大接近」なのです。その最接近するのが8月27日だったのです。
 火星は、地球より小さく(地球の赤道半径は6400kmほどであるのに対し、火星のそれは3400kmほどです)、さらに最大に近づいたといってもおたがいの距離は5600万kmもあるのです。肉眼では赤く明るく輝いています。
 
 人間もいつか火星を征服して火星で生活する日が来るかも知れませんね。(笑顔)



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